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シャワーキャップとサロマ湖100㎞

6月25日(日)今年で10回目の挑戦となるサロマ湖100㎞、7勝2敗、完走できれば、一歩サロマンブルーに近づきます。

 気合を入れて、サブ10(10時間以内完走)目標に、日夜練習を重ねてきました。

 ところが、レース当日は一日中雨、気温も低く、走る心が一気に折れました。

とにかく、雨対策に、シューズにシャワーキャップかぶせて、簡易シューズカバーを作り



とりあえず雨対策、後は雨合羽ポンチョをとシャワーキャップを被っていざ参戦!



ホテルを2時に出発、ゴール地点の送迎バスに乗り換えて100km先のスタート地点に向かいます。そして、午前5時雨の中、湧別を3500名が一斉にスタート、スタート地点通過に2分16秒



雨脚は収まるどころか、水たまりが至る所にでき、走るコース取りに神経が行き、走るのもままなりません。



サブ10どころか、ゴールも危なくなるくらいモチベーションも下がります。

しかし、今回、弱気の自分を妻が引っ張って走ってくれます。



なんとか42キロ地点を4時間32分で通過、関門時間まで残り50分。そのころ、シューズはさすがに水も入り始め、右足に水ぶくれができてしまいました。

痛さをごまかし何とか54kmのレストステーションにたどり着き、かじかんだ手でシューズ交換、新品の靴下は、両方とも穴が開いていました。



後半に入り、気温もさらに下がり、とにかく走っているのに寒い、何か食べて燃やさなきゃとスイカやおにぎりをパクパク



笑ってますが、本当に寒いです。

このままでは低体温になってしまうと思いながら走っていると、

エイドで、保温フィルムを出してもらい、しばし、暖を取りました。



このピカピカのシートのあったかいこと、笑ってますが、本当にあったかいです。

再びスタートするのがつらいくらいあったかい。(ここでリタイアしてもいいんじゃないと悪魔がささやきます。)

さらに走っていると今度はストーブがエイドに・・・・・



暖を求めてのランに変わりました。エイドでは暖かいお茶も出るようになり、折れそうな心がギリギリ保ててます。



さらに私設エイドでは、あったかいソーメンにお汁粉。ここまでくると残り25km

何とか頑張れそうです。



ところが、ラスト20kmワッカ原生花園に入るとすごい向かい風、一気に体温も奪われ、ゴールがどんどん遠くなっていきます。

折り返せば、追い風になると心に言い聞かせながらひたすら前に進みます。



オレンジ色のエゾシカユリが雨、風に耐えながら応援してくれていました。

なんとか折り返し、追い風を味方にラスト10kmひた走りました。



そして、スタートしてから12時間25分

ゴールのアーチを二人でくぐることができました。



今回、シャワーキャップと妻がいなかったらゴールはなかったです。

「雨の中、妻のすごさを、再確認、

         妻の足跡、我が道になる」

来年は、寒さ対策もしっかりとして大会に臨みたいと思います。

 次は7月30日のハスカップトライアスロン大会。この大会、妻に全敗してます。

今年こそはと、思っているのですが・・・・・・・・


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