第34回サロマ湖100㎞ウルトラマラソン
今年で12回目の参戦、10回目の完走サロマンブル―をかけた大会であった。
さかのぼる事今年の1月23日、この大会はエントリー合戦から始まる。
エントリーが始まると同時にクリック、クリックする指が小刻みに震える。
エントリー開始4分、無事エントリー終了。ゼロ関門通過である。
ここからが本番に向けて、本格始動、しかし外は雪、
雪が解ける3月までジムのトレッドミルで練習、
雪が解けてからは、平日20㎞、週末は小樽往復ランで練習を重ね、
大会前日までに、1500㎞走る。やることはやった。
後は本番に臨むだけ!
「練習は裏切らない」を心に刻み、スタートラインに立つ!
天候は曇り、雨模様の予報がはずれ、好スタート!
しかし、雨対策にとシューズに巻いた防水テープがあだとなり、
脚に不調を覚える。
42.195㎞地点を4時間51分で通過!去年より明らかに遅い!
55㎞のレストステーションまでなんとか足を運び、シューズを履き替えるも、60㎞、70km関門の関門時間まで20分残して通過、このペースでは次の関門が厳しくなる
と、エイドで休憩をほどほどにペースを上げる。
幸いなことに、脚の痛みはなくなり、天気も後押しをしてくれる。
サロマ湖の青さ、まさにサロマンブルー、着実にペースが上がっていく。
おかげで80㎞では関門時間に40分の貯金ができ、完走が現実に近づいていく。
ワッカに入ると大空に不死鳥が舞っていた。
あまりの美しさに見とれていると、そこには罠が
この小山?に右足を獲られ、見事に転倒(+_+)
ひじと膝に擦過傷、これは痛い!
しかし、こんな時のための、傷パワーパッドに、背負ったハイドレーションの水
「備えあれば患いなし」その場で応急処置を行い、再び走り出す。
幸いなことに、ランに響くこともなく、ペースは維持!
ワッカの折り返し90kmを11時間6分で通過、完走を確信
ワッカがこれほど穏やかな表情を見せるのは12年間走ってて初めて。
もう一往復したいと思うほど見事なサロマンブルー
後ろ髪をひかれながらワッカを出る。
そして、12時間17分夫婦でゴール!
来年はブルーゼッケンに、足型作成です。
これで、妻の仲間入りです。
(妻は今年で16回完走、あと4回でグランブルー、ゴールドゼッケンになります。
中々追いつけません)
終わってみると今年ほど100㎞が短く感じたことがありません。
「練習は裏切らない」が常に頭にありました。
この勢いで7月14日、津軽ジャーニー177㎞(制限時間37時間)に臨みたいと思います。
こうご期待!!