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秋田の100㏎マラソン走ってきました。

9月24日(土)千歳空港から秋田空港に入りバスで秋田駅に向かい秋田新幹線で角館に入りました。今年で9回目、移動にもなれ、車窓からの風景も旅行という気分よりなつかしさを感じる域に入ってきました。



自宅を出て約6時間で角館に到着、今年は花街道賞に選ばれ開会式に呼ばれました。



小さくてわかりずらいですが、壇上に妻と私が上がっています。



去年のゴールシーンの額と副賞に秋田こまち5kgをゲット。



ちょっと恥ずかしいような、でも素敵な思い出が出来ました。

さて、メインは明日の100km、これを糧に走ります。

25日(日)早朝4時、気温は18度?くらい。曇り時々晴れ、寒くもなく、ベストコンディションでスタート。



真っ暗の角館を後にし、100km先のゴール、鷹巣をひたすら妻と目指します。



6時くらいになると明るくなり、エイドでしっかり補給しながら先へ足を進めます。今年もエイドはフルーツからあきたこまちのおにぎり、味噌汁まで、何を食べていいか迷うくらい充実してます。



日が昇るにつれ、あたりの田んぼの風景も朝日に鮮やかに映え、秋田路を走っているんだなーと実感します。



走っていると、気温はそれほど高く難じないのですが、湿度が高いせいか蒸し暑さで、結構、熱中症になりそうです。



そして、20kmあたりで去年栗拾いをした木を探しますが、見つかりません。(妻は栗用に普段は背負わないリュックを背負っています。)

あきらめて、ほかにないかと探していると、

メインの大角野峠に入ってしまい、栗の産地を通過、二人で落胆。



しかたなく、一気に山頂まで駆け上ると、マリオに扮した可愛いエイドが冷たいコーラを持って待っていました。



峠をのぼりきった身体にコーラは最高です。落ち込んだ気持ちも生き返ります。



この大会のコースは秋田内陸鉄道と並んで走っているので、毎年鉄道模型にありそうな、赤い鉄橋を写真に撮ります。

栗が見つからなかったので、風景を楽しみながら走ります。



すると、60kmあたりでしょうか、いきなり一本の栗の木の下に栗が数えられないくらい落ちているではありませんか。

諦めていた栗が目の前に・・・・・(^_^)/



60km走った疲れや足の痛みも一気に吹っ飛び、レースから栗拾いにチェンジ!目標10分



ランナーは栗拾いを横目に駆け抜けていきます。

気が付くと栗拾いも20分も経過、栗3㎏収穫!



(帰ってから栗ご飯になったのは言うまでもありません。)

さて栗拾いも終わり、レースに戻りますが、二人で運んでも1人1.5kgの栗をリュックパンパンにして、走ります。これがつらいのなんの(^_^;)

自分は普段から背負って走っているので何とかなるのですが、妻は初めてのこと、走りに影響が出てきます。



70kmあたりで、マッサージのサービスを受け、栗の疲れを癒し、ゴールをいざ目指します。



80kmあたりで妻がガス欠、何とか私設エイドにたどり着き、補給を行います。ここで食べたスイカは今年は豊作だそうで、食べ放題!!やったー(^_^)/。



しかし、栗を40km近く運ぶのはなかなかのもので、



妻は坂をつらそうに上ってきます。

でも、ゴールまであとわずか、最後の力を振り絞って、走ります。



そして、スタートしてから12時間41分(制限時間13時間)で無事ゴール!



秋田杉でできた完走証を受け取り、(今年で夫婦で18枚になりました)



無料の生ビールときりたんぽにおでんでゴールを祝いました。



これで、今年の大会はすべて終了!札幌は冬に向けて冬支度に入ります。それまでに来年の来会に向け、練習貯め?をしておこうと思います。

ABS秋田放送(11月3日15:55~16:50)で今回の大会の模様が放映されます。インタビューを受けたので、もしかしたら映るかもです。

映る方はチェックしてみてください。(札幌は映りませんが(^_^;))